私達は、多くの照明、家電等に囲まれ、快適な生活を享受できていますが、それらから放電されている電気の影響は、以外に知らない事が多いです。電気使用量は過去50年間で約10倍という急激な増加の中で、その対策は、あまり行われていません。
(株)清武建設は、自然素材を多く使用した、より安全な建材を使用した住宅をご提供していますが、さらに追及し、電気配線・家電からの放電の影響を減らした住宅、オールアース住宅も合わせて、より自然に近い居住空間をご提供できます。
オールアース®住宅の導入実績としては、全国で2,000棟以上あり、確立された技術といえます。
オールアース住宅とは、建物から発生する電磁波(電場)を導電性シート(導電性スパンボンド)を使ってカットした住宅です。(株)清武建設では、平成27年6月よりオールアース住宅の取り扱いを開始致しました。電磁波と暮らしを考える新しい住まいづくりを提案致します。
まずは、オールアース対策についてわかりやすくまとめた漫画がありますので是非ご一読ください。
※ダウンロードに少々時間がかかります。
パソコンや携帯電話から電磁波が出ることは皆さんご存知の通りです。でも電磁波の発生源は、もっと身近で、見えないところにもあるのです。
それは、「家」
建物からも電磁波が発生することを、ご存知ですか?
しかも、昔の家よりも、新しい家のほうが電磁波が強くなっています。
人にやさしい住まいを追求すれば、自然素材を使った化学物質対策だけでは片手落ちです。また、それだけでは健康住宅とも自然派住宅とも言えません。
便利さや快適さだけでなく未来の住宅に必要なこと、それが自然住宅オールアースの技術です。皆さん、ご存知ですか?新しい住まいを考えるときに必ず増えるものがあります!それは電気です。ここに照明があったらいいな!とか、ここにコンセントがあったら便利だな!とか、いままで不便だったことを解消することと引き換えに、不都合な電気(電気の副作用)が「住まいの電磁波」です。この電磁波に対する対策が「オールアース住宅」なのです。
オールアース
人にやさしい住まい
パソコンや空気清浄機が一般的に使われるようになったのはごく最近のことです。
今や1部屋に1台が当たり前になったテレビやエアコンだって、ほんの数十年前までは「一家に一台」といわれていました。
家の中に家電製品が増えたということは、それだけ電気をたくさん使うようになったということ。
電気の使用量は、わずか40年で5倍以上になりました。
電気をたくさん使うために、建物も変化しています。
電化製品等は、メーカーも考慮し、電磁波を軽減した商品もあるようですが、
様々な電化製品の多くは、スウェーデン基準の、25v/m の電磁波(電場)を超え、
数百v/m が発生している場合が多いようです。
しかし、多くの電化製品に囲まれた生活に慣れ親しんでいる現在の私達は、
家電から離れる事は不可能だと思います。
その為、少なくとも建築物から発生する電磁波は軽減させたいものです。
電磁波には2種類があり、
電場…電圧がかかることで発生し、ブレーカーを切らない限り家中の全ての屋内配線から発生します。常に電圧がかかっている屋内配線(VVR VVF動力ケーブル)から、半径70cm 360度方向に発生し、天井配線においては、
半径70cm超える距離にて居住している場合が多く、影響が少ないと思われますが、
壁内にある屋内配線の場合は、壁面に接してベット、机を配置する場合が多く、
電磁波の電場の影響が大きいと考えます。
磁場…電流が流れて初めて発生し、コンセントに家電製品の電源プラグを差し、電源スイッチを入れることで発生します。しかし、
屋内配線では、その1本1本の配線に流れる電流の量に限りがあるため「磁場」はほとんど発生しないと思われます。
建築物において、電場を抑制する必要があると考えます。 清武建設では、その抑制する為の工事と、電磁波(電場)測定を致します。
オールアース
電磁波が人体に及ぼす影響
パソコンや携帯電話の普及により、現代の慢性疲労性症候群患者の95%は、
電磁波過敏症によるものだという報告があります。
電磁波は静電気も発生させ、静電気により、浮遊粉じん(微細なゴミ)が集まり、
皮膚が反応してしまう場合があります。
電磁波に過敏な方は、微弱な電磁波を浴びただけでも、頭痛や吐き気などを感じるそうです。
スウェーデンやドイツ、デンマークなど、ヨーロッパ諸国では社会的に認知されつつあり、
健康保険の対象として治療が進められています。
オールアース
電磁波対策
もっとも簡単な電磁波対策は、対象物から離れることです。
電場を測定すると、対象物からの影響に比例して数値が下がります。テレビは通常数十メートル離れて見るものですし、電子レンジや冷蔵庫も常に近くにいるわけではありません。ですから、パソコンなど一部を除くほとんどの家電製品にはこの対策が有効ですし、日常的にこういった家電製品からの電場の影響は少ないと言えるでしょう。ところが、家はどうでしょうか。家の壁や床は、つねに体の一部が接しています。そこから距離をとることは不可能です。
では、離れることが出来ない場合はどうしたらよいのでしょうか?
もうひとつの電場対策は「アース」です。アース(接地)は余分な電気を逃がし、感電防止などの役割を果たすためのものですが、実は結果的に電場をも逃してくれるのです。
壁・床・天井に張り巡らされている屋内配線からの電磁波は、様々な部材を伝わって伝播し、身体の表面を覆うのです。電磁波の室内への侵入を防ぐために、アースをする必要があるのです。
地面に打ち込んだ金属棒を通して、電気の逃げ道を作ってあげることを「接地(アース)」と言います。
アースの目的は交流の電気を使うことによって発生する電場を抑制することにあります。
ようやく、住まいにおける電磁波リスクについて官公庁も問題意識を持ちはじめてきました。そして、電気の安全性という視点からも電磁波リスクを避けるために「お部屋のコンセントにアース付コンセントを施設することを「推奨しています。
日本は2口コンセントが主流ですが、欧米のコンセントは3口で、3つ目の穴はアースのためのものです。日本では今のところ、水周りなど一部を除いてアース付コンセントは見られませんが、アースをすることによって家電製品からの電場は簡単に削減することが出来ます。
「導電性スパンボンド」というシートを、床に下地材として敷いたり、壁の柱や間柱に貼ります。このシートには、アースを取らなくても静電気に対してはコロナ放電、漏洩(アース)、静電抵抗(平面放電)の3つの効果で除電する特徴があります。しかも、メッキ繊維や金属繊維などに起きるスパーク(火花)放電が少ないのも特徴です。耐久性は、湿気や温度変化による影響が極めて少なく、繊維がある限り半永久に機能を保持します。加えて、揮発性有機化合物(VOC)は一切使用していません(ホルムアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼン・スチレン・パラジクロロベンゼン・ノナナール・TVOC)。また、環境負荷物質含有調査においても、一切使用添加(カドミウム・鉛・水銀・6価クロム)はありませんので安全性にも優れています。
更にアース機能を付加することで、伝播を防ぐことができ、電場を抑制する効果が発揮できます。
オールアース
特許工法の詳細
特許元 株式会社レジナ (株式会社清武建設・業務提携先)
床、壁に導電性繊維(または塗料)を施工し、地中へアースする。
2013年、オールアース®住宅は、工法特許を取得。
発明の名称:「電気配線から居住空間への極低周波電磁波の伝搬を抑制する住宅の工法」(特許第5252605号・特許第5358036号を取得。)
オールアース
メディア(一部の紹介)
2013.09.20 | 株式会社矢野経済研究所発行の「Yano E plus No.066号(2013.9月号)」の「EMC・ノイズ対策関連シリーズ~導電性材料市場」の項に、株式会社レジナが紹介。 |
2011.02.28 | エコロジーオンラインに「賃貸物件にもエコ・環境の要素を」と題されるコラム掲載。 |
2010.01.22 | 日本臨床環境医学会で「家庭内電磁波による健康障害を訴える患者への有効な対策とその評価」と題して論文を発表。 |
日本臨床環境医学会での論文「家庭内電磁波による健康障害を訴える患者への有効な対策とその評価」の英語訳を公開。 | |
2009.12.25 | 船瀬俊介先生著書のホットカーペットでガンになるにてホットカーペットの電磁波の危険性や電場の怖さについて説明されています。必読です。 |
2009.01.06 | NCC長崎文化放送にてオールアース住宅について取材。 |
2008.02.07 | 「チルチンびと」47号にて、オールアース住宅プロジェクトが紹介。 |
2007.09.22 | 「日経ホームビルダー」100号にて、オールアース住宅が紹介。 |
2007.04.26 | 「所」さんが建てた楽しい家(ネコ・パブリッシング)」にて、オールアース住宅を紹介。 |
スタッフ全員が一級・二級の資格を持つ建築士です。
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