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今日から結露にさようなら
窓ガラスに溜まった水滴、嫌ですよね。カーテンがぬれてしまったり、壁にカビが生えたり、クロスがはがれてきたり‥。はいから小町は、お部屋に発生した水分を飲み込み、結露の発生を防いでくれます。

飲み込んだ水分は、乾燥した時期に吐き出し、室内の湿度を一定に保つように働いてくれますが、もちろんコンセントはついていないので電気代がかからないエコ素材です。

水分を飲み込む穴があいています
スポンジように、目に見えない無数の穴を持っています。その穴の数が多いこと、水分を飲み込むのにちょうど良い大きさであることから、湿度の調整が上手なのです。

自然の力をお借りしています
大豆がニガリで豆腐になるように、はいから小町の凝固剤はニガリ。自然の力を無理なく引き出しているから、それぞれの長所が生かされているのです。

カレンダーも貼れるし、クローゼットにもOK
エコもLOHASも、使い勝手が悪いと、毎日の生活が不便です。だから小町は、塗り壁の欠点だったボロボロ、ポソポソを解決しました。戦前、人工大理石としても利用されていた技術を応用しています。

天然素材100%
珪藻土 ・・・ ビール製造時のろ過材として利用されています
マグネシウム ・・・ 医薬品やミネラル健康食品として使われています
にがり ・・・ 豆腐の凝固材として用いられています
ゼオライト ・・・ 食品の包装材に利用されています
パーライト ・・・ 医療用のろ過材

【もっと詳しく】
珪藻土
珪藻土は、植物性プランクトンの化石です。調湿性があることから、「内装材」として使われるようになりました。その調湿性の秘密は、珪藻土の「形状」にあります。珪藻土には、細孔(さいこう)といった細かい穴が沢山空いています。その穴に水蒸気が出たり入ったりするため、部屋の湿度が高い時には「吸湿」し、乾燥している時には「放湿」し、部屋の湿度を一定に保つ働きをしてくれます。

マグネシウムとにがり
マグネシウムはナトリウムについで海水に多く含まれ、焼成させた物(酸化マグネシウム)は、胃腸薬として利用されています。海水を濃縮させ、塩を結晶させて取り出した残りの液体が「にがり」。この2つが出会うとマグネシアセメント、というとても強固な左官材ができあがります。「はいから小町」では、この素材が「本体」になります。

マグネシアセメントと珪藻土の関係は、コンクリートの「セメント・砂(砂利)」と同じです。セメントに砂を加えるとコンクリートになるのですが、コンクリートのその特徴は「砂」ではなく「セメント」によって形成されています。でも、珪藻土塗壁は、その「本体」に注目することなく、自然素材で一般受けのする「珪藻土」にだけ注目が集まってしまっている為、様々な誤解が生じているようです。

左官材は、その「本体」が主導権を持っています。珪藻土はあくまで装飾品。経験を積んだ左官職人さんは、この辺りを的確に理解します。つまり「珪藻土塗壁」と表現をしていたとしても、その「本体(固める素材)」によって、その左官材の性格が特徴ずけられる為、施工方法が違ってくるのです。


ゼオライト
珪藻土の1/100ときわめて小さい細孔を持つ素材。カルシウム・ナトリウム・アルミニウムなどの含水珪酸塩(けいさんえん)鉱物を加熱しています。ゼオライトの種類は多く、その利用目的によって、種類を変更し、浄水器、空気清浄機や掃除機のフィルター、園芸用品等々に利用されています。

パーライト
黒曜石等を発泡させた物で、園芸用の土の中に混ざっているパール状の物質です。作業効率アップを目的で使用しています。


多彩なパターンが楽しめます
クロスのように絵柄のない左官材は、現場で職人さんが様々なパターンをつけることでイメージが変わります。たった2mmの仕上がりですが、意外と様々なパターンが楽しめます。→ DIYはシンプル is ベストを目指してください。色々と挑戦するのは慣れてきてから。

平滑にはなりません
コテの跡を綺麗になくす所謂「漆喰仕上」はできませんが、漆喰風程度の平滑なら可能です。
ここでいう漆喰風というのは、可能な限りコテ跡を消した平滑という意味。本物の漆喰仕上げをご希望の方は、はいから小町ではテイストが違います。漆喰とはいから小町は成分がまったく違いますので、同じようにはできません。

コテ波仕上げで、可能な限り波を少なくしてください、というと左官屋も理解できると思います。基本的に珪藻土はコテ跡を消すことが難しいのです。

漆喰よりも白いはつ雪
漆喰みたい

という表現をされるとき、何をもって「みたい」というかが難しい。今、普通に出回っている漆喰は、昔の漆喰とはまったく違うもの。それでもテイストが似た商品が欲しい方は、現代の漆喰を。色の白さを求める方はら、はつ雪にご満足いただけると確信しています。

見た目はそっくりの漆喰風を、現代では「漆喰」と呼ぶことが多くなっています。見た目はそっくりだけど中身が昔とは違っている発砲スチロール畳と同じような状況です。

部屋が広く感じます
風水的にいうと‥等々、色決めには、様々なことを考慮しますが、壁は主張せず、でも明るい色にしたほうがお部屋が広く感じます。天井も明るい色にすると、目の錯覚で天井が高くなり、広々とした印象を演出できます。だからパステルカラーのはいから小町が受けているのです。

狭い部屋程、パターンも少ないほうがgoodだし、施工賃も安くなりますよ。

汚れはサンドペーパーで落とせます
子供がマジックで落書きをしてしまった!

→ サンドペーパーと消しゴムで綺麗になります。

醤油ジミも落ちます
お醤油をこぼしてしまった!
真っ白いはつ雪が泣きますよね〜。でも!はいから小町なら

→ キッチンハイターやシミ抜きで綺麗になります。
しかし!あまりのニオイに頭痛がします。マスク、手袋をお忘れなく。

自然素材に塩素系漂白剤を使うことに疑問もないことはありませんが‥。そこはお許しくださいまし。酸素系漂白剤やアルカリウオッシュも試みましたが、さすがキッチンハイター様でございます。化学の力を上手に利用するのが現代のLOHASです。

予算を抑える工夫 1
潤沢に予算がある方はいらっしゃいません。

限られた予算の中ではいから小町を楽しんでいただく工夫

天井はすっぴんクロス

性能を考えるとリビングは はいから小町 にしたい、でも‥という方。天井をクロスにすると予算が下がります。この時、ビニールクロスなんていう選択はしないでくださいね。はいから小町とビニールクロスは似合いません。

予算を抑える工夫 2
DIYに挑戦

はいから小町は本当に塗りやすいので、オススメします。

忙しくて、そんなのできない!という方には、パテ処理だけクロス屋さんに依頼されては如何でしょうか。下準備ができていれば、あとは仕上げだけ。すべて家族で仕上げるより、作業時間は相当短くなります。

簡単ですが本物の左官材です
はいから小町本体が塗りやすいことは確かです。但し、本塗り(仕上げ材を塗る事)までの作業は一般的な左官材料と同じです。ペンキやローラー施工できるペンキ左官とはまったく違います。養生テープを貼り、下地を処理する、そういった基本的な作業工程が省かれる=簡単という意味ではありません。

職人を見極めるコツ
施工が簡単ですよ、というと施工方法も確認せずに作業される方もいらっしゃいますが、職人としては論外です。

どんな素材でも、それぞれ特徴があります。中途半端に慣れた方は、いつもの要領ね、という調子で作業されますが、施工することもあれば、失敗することもあるのです。それは、その方が考えている「いつもの」のレベルに左右されますが、ローラー施工する左官材が中心なのか、漆喰のようにコテを使いこなす仕事をしているのか‥。

腕に自信のある方こそ、施工要領をしっかりと読まれます。また、丁寧な仕事をする方は、養生を怠らず、使っている道具の手入れも万全です。

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